2010年8月31日火曜日

Macbookが壊れてしまった話

自宅で愛用していたMacbookが、突然起動しなくなった。8月22日のことだ。いろいろ試してみたけれど、全く反応が返ってこない。どうやっても電源が入らない状態で、これはさすがに自分の手には負えないなと思って、アップルストアのジーニアスバーに予約を入れつつ、うっすらかぶっている埃やら何やらをきれいにした。本当はMacbookの中身の方を人に見られてもかまわないようきれいにしてやりたかったのだけど、起動しないのではどうしようもない。

ジーニアスバーでの対応は、満足のいくものだった。いろいろ確かめてもらって、おおよその故障位置の説明と、修理にかかる費用修理に出す前にするべきバックアップと、それに必要なアイテムの紹介をしてくれた。正直、修理費用4万5千円は高いなあと思ったけれど、ジーニアスバーのあんちゃんも親切に説明してくれてて気分が良かったし、修理に出すことに迷いはなかった。

データのバックアップをとったりなんやりした後、修理の手続きをしたのは8月27日。週末までに手続きすればいいだろうと思っている間に金曜日になっていた。あぶないあぶない。
だいたい平日は忙しくしていて、なかなか私用で電話をする時間てとりづらい。深夜に受付してくれる会社って増えないかなあ。ともあれ、Macbookの集荷は土曜夜ということになった。

8月28日土曜日。集荷されるMacの最終チェックをしている時に、光学ディスクドライブに何かディスクが入りっぱなしになっていることに気づいた。スロットローディングで、強制イジェクトボタンも何もないので、これまた手の出しようがない。修理品については、同梱物は返却されないと書いてあったので、若干不安になってAppleのサポートに連絡をした。ちゃんとディスクは取り出して返却してくれるとのこと。安心して、修理に送り出した

8月30日。19時頃、次のようなメールを受け取る。
お客様の MACBOOK (13-INCH) の修理に関してお尋ねしたいことがございます。当社の診断により、保証またはサービス契約の対象外となる問題が発見されました。お手数ですが 0120-27753-5 までお電話いただき、担当者に修理 ID 00000000 をお伝えください。
えー。思い当たる節がない。で、すぐさま電話をかけてみたら、受付時間外です、とのこと。受付時間にメールを送っておくれよ。

8月31日。9時頃。幸い急ぎの仕事のないタイミングだったので、サポートに電話をしてみた。
どうやら、内部に水ぬれの痕跡があるので、通常料金では修理できず、9万5千円くらいかかる(電話だったので正確な金額覚えてない)という。
「は?いや濡らしたことなんてないですけど」
「お客様に心当たりがなくても、そう言う痕跡が出ていると水濡れとして処理することになっています」
やったやらないの水掛け論をするつもりはない、という反応だ。濡らしてなくても、痕跡があるから濡れた扱いになるのだという。
「ただ濡れてたと言われても納得できないし、状況が解らない。それを示す資料などないのですか」
「私どもが出せる資料はこれだけなんです」←工場から報告があったってだけ。具体的にどんな跡とか一切ない。
「写真とか見られないの?」
「出せません」
で、いろいろなやり取りをした中で「濡れは故障とは無関係」「故障の原因によらず、濡れの痕跡があったらサービス対象外で修理費増額」「つまっているCDは、修理しないなら取り出さない」てなあたりが聞き出せました。いろいろ問いつめても、「9万ウン千円払って修理するか、キャンセルするかどちらか選べ」という姿勢をサポートは崩さない。証拠も見せずに2択かよ。ああもう疲れた。電話は1時間半ほどかかってしまった。

最終的に修理はキャンセルすることにした。Macbookの安いやつが9万5千円くらいで買えるのに、それとほぼ同金額を出してスペックの劣る古いMacbookを修理するなんて選択肢はありえない。CDはもしかして取り出せないかもしれないが、さすがに5000円しないもののために、あえて修理するなんて行為は選べない。

そんなわけで、壊れたMacbookとはもうお別れ、ということになった。これから先も長く使うつもりになっていたのにな……。
返却されたら、素人技で分解してCDを取り出した後、廃棄のためにAppleに送りつけることになる。くそっ、CD無かったらそのまま廃棄してくれって言ったのにな……廃棄してくれるかどうかは知らないけれど。

いまは、アップルストアのサイトを見ながら新しいMacはなに買おうかなあとワクワクしている。これだから信者っていやよね。

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